「田中啓子展」
会期
2022年3月15日(火)〜3月20日(日)
会場
広島県立美術館県民ギャラリー3室
(広島市中区上幟町2-22)
DMが届いたのは2月26日のことだ。”昭和47年武蔵野美術大学視覚伝達科卒業、30代からの軌跡の展示です”と記されていた。ついお年を計算してしまった。また小さい字で”3/19午後は夫の百か日法要のため…”とも書いてある。こんなお忙しい中、気丈なお方だ。
風来坊が会場についたのは開場してから約30分後、中では展示作品の入替え中だった。聞けば1点を降ろすとのこと。降ろす前の絵もタイミングよく見れた。この絵は色のバランスが好きだった。
一角には夫でありインダストリアルデザイナー田中俊治さんの作品や孫の作品もある。
抽象画あり、心象画あり、版画、染色、彫刻など48点が展示され、幅広く受容されている田中の懐の広さを感じさせるものだった。
田中さんの絵はこの次は、第45回記念グループ『集』展でも見られる。
今回とは別な絵も気になる。